2020年7月(社内回覧書類より抜粋)
長い梅雨が続いています。
新型コロナウイルスの感染状況も一進一退の状況です。
また、今年も全国各地で豪雨災害が発生しました。
幸いにも富山県内においては大きな災害には
至っていないとは言いながら楽観はしてはいけないと思います。
これを機に、会社でも災害時の資材の確保を増やしましたし、
何らかの災害が生じた時に対応できるようにも致しました。
被災された方々の少しでも早い復興を祈り、自分たちができる事があれば
対応をしていくべきかとも感じています。
その際には社員全員のご理解をお願い致します。
さて、梅雨や台風の時期になると「頭痛」や「肩こり、首こり」、
「関節痛、腰痛」などの体調の異常や「無気力になる」「体がだるい」
などのメンタルに支障をきたす人が多いと言われています。
それを「天気痛」と言うそうで、皆さんも何らかの症状を
体験している人も多いかと思っています。
ある製薬会社が行なった調査では、女性の約8割(男性は約5割)が
「天気痛」持ちであるとされ、多くの症状は「頭痛」であるという結果が得られたそうです。
「天気痛」の原因は、天気の変化、気圧の変化によって
生じるということがわかっているそうです。
エレベーターに乗ると耳がキーンとすることがあります。
これは、耳の中の気圧を感じるセンサーが、
気圧の変化を感じるために起こるためだそうです。
耳の中には体のバランスを取るためのリンパ液が多く集まっており、
このリンパ液が気圧の変化を感じ取り、脳に伝え、
それがいろんな体の症状である「天気痛」として出るのだそうです。
その対処法としては、
- 天気と体調を記録してみる
記録することで、どういう天気のときに不調になりやすいかを知っておく。 - 耳・肩・首の血行をよくする
気圧の変化を受ける耳や、耳の血流に関係している首、首を支えている肩の血流をよくする。
(耳の近くのリンパ液の流れを良くする)
- 無理せず天気が変わるのを待つ
天気を変えることは到底無理なことなので、自分を責めたりせず、時には天気が変わるのを待つ。
面白い結果も出ており、そんな予防を全くしない人の割合を調査した結果、
富山県は全国でも4番目(1位:徳島県、2位:鳥取県、3位:山口県、5位:石川県)に
何も予防しないという結果が出ているそうです。
理由は解明されていませんが、ある意味我慢強い県民性が出ているのかもしれません。
しかしながら、少しでも自分の身体・メンタルを自分でコントロールすることは
いろいろな面で大切な事です。特に、梅雨時期とコロナ禍の中、ストレスも溜まってきます。
より良い状態で毎日を過ごす事が、大切な事かと思います。
お互いに対処しながら毎日を充実した日にしていきましょう。