建物が完成した時の喜びは、
何ものにも代えがたいもの。

建築部/冨永 啓生

砺波工業を志望した動機は何ですか?

親戚など周りに建築関係の仕事をしている人が多くいて、かっこいいなと思っていました。
自分も、ものをつくる人になりたいと思い、建築科に進みました。砺波工業は、卒業の時に先生から勧められ、「地図に残る仕事」にやりがいがあると思いました。

仕事内容とやりがいを教えてください。

施工管理として、工程管理、安全管理、品質管理などを行っています。特に、安全管理は現場内において危険箇所を発見したり、それに対処したりすることで、気を使っています。
現場は、工程によっていろいろな業者が入ってきます。
脚立と脚立でつくった足場板をバンドで固定していないなど些細なことでも、たまにある小さなことが事故につながるので、注意して見ています。
やりがいは、何もないところから何ヶ月間か施工して建物が完成したときの喜びです。施工開始から完成までを初めて担当した現場では、建物の外観を毎日同じ場所からデジカメで撮影していました。1日1 枚、定点観測です。少しずつできあがっていく過程を、完成した時につなげてみて感激しました。建築に自分が携わった喜びは、代えがたいものです。

大切にしていること、将来の夢は?

職人さんに仕事をしてもらううえで、仕事のしやすい環境・職場づくりを大切にしています。
朝、現場に行ってゴミが落ちていたら掃除をしたり、作業終了時の片付けなどもきちんとしておくよう心がけています。
職人さんたちの次の動きを想像して、先を読み、気づいて行動することが大事です。
言われてからだと遅いこともあります。
自分の担当する現場のことをよく理解し、職人さんに何かを聞かれたらすぐに答えられるようになることが目標です。
そのためには、施工図をきちんと頭に入れておくことが大事です。仕事は、現場で学ぶことがいちばん身に付くし、教えられることがたくさんあります。

休日の過ごし方

ライブなどを見に行くのが好きです。ご当地アイドルなどのライブによく行きます。最初は、全国的なアイドルを応援していたのですが、地元で頑張っている姿を見ると、自分も頑張ろうと思い、元気をもらえます。