2020年8月(社内回覧書類より抜粋)
新型コロナウイルス 感染症の影響により、
前例のないお盆休みになったことと思います。
会社としても「不要不急の外出は出来るだけ控えてください」
との案内を出したため皆さんには何かと不便で不自由だったと思いますが、
まだ県内も含めて感染者の増加が止まらない状況です。
今後とも会社としても個人としても何かと対応を迫られることがあると思います。
理解を頂きながら対応をしていきたいと思います。
また、まだまだ暑い日が続くかとも思います。
熱中症にも気をつけて頂くようよろしくお願いします。
さて、コロナ禍のおり一時期的に収録が延期されていた
テレビ放送も平常に戻りつつあります。
個人的にも楽しみにしていたドラマも始まりました。
皆さんの中にも見ている人が多いのではと思いますが、
「半沢直樹」を毎週楽しみに見ています。
視聴率も前回の7年前の放送同様に非常に高く、
25%近くまで出ているそうです。
日曜の夜9時からの放送ということもあり、
翌日からの仕事も頑張ろうという勇気が出る時間かとも感じています。
先日見た第4話で、主人公の半沢直樹が出向先の
部下のみんなに向かって語りかけたシーンが、
作者:池井戸潤が考える、仕事をする上での
3つの考え方を表していて非常に心に残りました。
それが下の3つです。
- 正しいことを正しいと言える事
- 組織の常識と世間の常識が一致している事
- ひたむきに誠実に働いた者がきちんと評価される事
また、若手の社員に語りかけるシーンでは、こんなふうに言っている。
「どんな会社でも、どんな仕事でも、自分の仕事にプライドを持って、
日々奮闘し達成感を得ている人のことを本当の勝ち組だというんじゃないかと俺は思う。」
「君たちの大半は20代から40代、就職氷河期で苦労した人間だ。
そうした事を招いたバカげたバブルは自分たちのためだけに仕事をした連中が
顧客不在のマネーゲームを繰り広げる世の中を腐らせてきた者だ。
その被害者である君たちは、また違う見方で社会や組織を見ているはずだよ。
その君たちは10年後社会の真の担い手になる。
君たちの戦いはこの世の世界をきっとより良くしてくれる。
どうかこれからは胸を張ってプライドを持ってお客様のためだけに働いて欲しい。
例え相手が銀行でも遠慮することはない。君たちの逆襲を見せてやれ、いや倍返しを!」
半沢直樹のこんな言葉が、理不尽さを毎日感じながらも頑張っている人たちの
心を揺さぶり、共感が得られるから視聴率も上がっているのだと思います。
また、日曜の夜9時放送ということもあり、
月曜からの仕事を頑張る糧にしている人も少なくないはずです。
私自身も、社会の理不尽さを感じることは多々あります。
このドラマを見ながらも、少しでも良い結果が得られるように頑張っているつもりです。
コロナ禍の、規制や制限されたこの時期だからやれない、
そこを結果として出していくかを真剣に考える事が
未来「afterコロナの時代」の働き方につながるのだとも思いますし、
この時に直面したからこそ打開していかなくてはならないこともあると思います。
時は待ってくれないのだとも思います。
そして、そんなことを考えられる会社が勝ち残っていく会社になっていくのだとも思います。
全員で知恵を絞って頑張っていきましょう。