2009年2月(社内回覧書類より抜粋)

二月も後半入りましたが、雪も無く過ごしやすい年となっています。景気の状況は相変わらずではありますが、前向きに頑張っていきましょう。
先日より、多くの皆さんと、社長となってから2回目の面接をさせて頂きました。より気持ちよく働ける会社を目指して、私自身の経営者としての役割である、「透明性」「説明責任」「コミュニケーション」を果たさせていただいたつもりです。多くの気付きとともに、前向きな皆様方と話をするにつけ、何度も力強い思いをする事ができました。前向きに前進出来る貴重な時間を設けることが出来たことに感謝いたしております。
さて、この紙面でも何度か紹介をさせて頂きましたが、今月の12日(木)に、「とやま企業経営未来塾」の閉校式を迎えることが出来ました。貴重な時間を(9ヶ月:9回×8時間=72時間)を送り、多くのことを学ぶことが出来ました。下記は、この塾にて深く感じた言葉や考え方を記しますので熟読・熟考をお願いしたいと思います。

上司として重要なことは…説明責任(経営状況、査定、評価等)
透明性(売上げ 利益 査定方法、評価方法、給与表その他)
コミュニケーション(人と人との対話 双方向に行うこと)

3年先を見通し、2年先を熱く語り、1年先を照らせ
(ホンダ 藤沢武夫が新任取締役に向けて言った言葉)

道徳なき経済は犯罪である、経済なき道徳は寝言である(二宮尊徳)

誠実は必要条件ではあるが、十分条件ではない

任せる=部下の長所や短所を見極めること

最も強い者が生き残るのではなく 最も賢いものが生き延びるのでもない 唯一生き残るのは変化に適応した者である。
(チャールズ・ダーウィン)

品質:品質には「あたりまえの品質(安全・安心)」と、「驚きの品質」とがある。

営業力:営業力とは接触頻度(訪問件数・お客様との面談時間)と
発信内容(深い専門知識と広い周辺知識)である。

営業マンの最大の競争相手は、お客様の変化するニーズである

厳しい時代には、より経営者の能力が 会社の業績にダイレクトに反映する。

会社の強み:強みの顕在化を行う→強みが何かを明らかにしないと価格競争にのまれてしまう。

大事は利で決す、小事は情で決す

コストダウン:部下の能力を上げること

新規雇用:新規雇用はコストではなく投資である

改革と改善:改革はトップダウンで行い、改善はボトムアップで行うこと

経営者に求められること:業務遂行スキル・マネジメントスキル・ヒューマンスキル

業績は禄で評価し 徳は地位で評価する

部下の長所を発見してやる能力がなければ 上司の資格はない (P.F.ドラッカー)

2009年2月25日
上田 信和

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