2009年7月(社内回覧書類より抜粋)

 7月末になりますが、蒸し暑く鬱陶しい日々が続いています。各現場においては、我々のように現場を管理する側も、そして現場にて作業をしていただく方々も安全に対する注意力が散漫になりがちです。今一度改めてしっかりとした朝礼や安全に対する留意事項の確認等、日々の安全管理を見直して頂き、安全な作業所の運営に努めていただきたいと思います。
 国政は新しい局面を迎えます。連日、報道が各種メディアを通していろいろな情報を提供しておりますが、あまりにも多くの情報に、その取捨選択が自分自身でできないくらいだと感じています。私たち一人一人は参政権を持っています。いわゆる直接、間接的に政治に参加できる権利です。
 私の個人的な考え方なのですが、今の多くの人たちはその権利を間違った形でとらえ、無関心ならまだしも、自分自身の主体性のない考え方を棚にあげ、マスメディアによる情報のみに操作され、それに何らかの正当性を見つけ出して悪者を決めつけ、それによって自分自身の主張を構築し、権利のみを強引に主張し自己満足をしている。そんな気がしてなりません。
この地域にとって、誰が最も適しているのか、この地域の代表者として誰を国政に送り込めばこの地域が発展し、日本全国が発展するのか…それは少なくともタレント議員のような人気投票ではないとことだけは確かだと思います。自己責任の中で、たくさんの情報を公平に選別し、自分の持っている権利を十分に行使していただきたいと思います。

さて、とある冊子に、新 将命(あらた まさみ:経営アドバイザー)の日経ビジネスオンラインへの寄稿「リーダーのための“新”武士道」が掲載されていましたので紹介いたします。下記の10の設問に対して「YES」「NO」の答えを求めていますので各自行っていただき、自分自身の状況把握を行っていただきたいと思います。

① 自分のことを「デキル人間」だと思えたことがない
② 何を始めても三日坊主になってしまうことが多い
③ ここ1ヶ月、社外の人と知り合う場に参加していない
④ 友人は少ないほうだ
⑤ 悩みを相談できる先輩がいない
⑥ 目標を立てるのが苦手だ
⑦ 筆不精である
⑧ 相手によって態度を変えることがある
⑨ 知り合いに有名人がいることが自慢だ
⑩ 進んで勉強会に参加したいとは思わない

上記は「ダメな人間の10のパターン」ということは、「YES」の数が
0~1→大変優秀!その高い志を持ち続ける限り「人生の成功者」になれる
2~5→改善の余地はあるが、弱点を1つずつ克服していけば道は必ず開く
6~8→黄色信号。かなりの努力を要するが挫けてはいけない。今後の努力に期待!
9~10→赤信号。このまま直進すると間違いなく「人生の失格者」。謙虚に反省してください。

かなり極論であることはご勘弁いただき、この質問に素直に答え、その結果を謙虚に受け止めていただきたいと思います。この厳しい時代だからこそ、リーダーたらんとする社員がより多くいる会社が生き残れることだけは確かです。皆さんの努力に期待します。
昨年も行いましたが、8月に入ると、社員の皆さんと個別面談を行っていきたいと思います。より良い会社のために前向きな意見や考え方を聞かせていただけることを楽しみにしております。

2009年7月24日
上田 信和

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