2010年4月(社内回覧書類より抜粋)

 やっと春らしい日が続くようになり、今年も砺波はチューリップフェア―の季節になりました。地域の活性化のためにも天候に恵まれ、多くの方々がご来場になれば良いと思っています。当社においても地域に貢献できる企業として努力していきたいと思っております。
 さて、書店にて、ウォーレン・バフェットに関する書「バフェットの大不況を乗り越える知恵」がありましたので読んでみました。投資家という観点からの経済学ということで若干、我々とは考え方が違うのかとも思っていましたが、参考になるところが多くありましたので興味深く読むことができました。その一部を紹介いたしますのでご一読をお願いします。

収益はビジネスの血液である。収益の欠如はビジネスにおける死を意味する。ビジネスで収益をあげる唯一の方法は、商品の販売価格以下に製造コストを抑えることであり、販売価格と製造コストの差を利ざやと呼ぶ。(販売価格-製造コスト=利ざや)
お金儲けの方程式はこれ以外に存在しない。ビジネスの世界は、収益をあげられない者は、近い将来、業界を追われることとなる。対照的に、大きな収益をあげられる者は、生計を立てられるのはもちろん、お金持ちになることもできる。

経営者には2つの大目標がある。
① 販売チームの士気を高め、可能なかぎり高い価格で、可能なかぎり多くの商品を売りさばかせること。
② 製造チームと購買チームの士気を高め、可能なかぎり低い価格で販売用の商品を製造もしくは調達させること。
ビジネスで収益をあげるには、このふたつの大目標を協調させる必要があるが、最も重要なのは低コストの維持だろう。なぜなら、商品価格はコストによって決定されるからだ。低コストは安い販売価格を意味し、安い販売価格は、消費者の需要が増えることと、販売がたやすくなることを意味する。

 本当に基本的な考え方ではありますが、再度文章で読み直してみるとなるほどと考えさせられます。また、このような文章も書かれております。

わたしは消費者と反対側の席には着きたくない。自分自身で信じていないものや、自分自身で使っていないものを、わたしは一度として売ったことはないのだ。

 ウォーレンが若かりし頃に学んだことは、最高のセールスマンとは「自社製品を信じる者」ということだそうです。自分が売っている商品(サービス)に情熱を傾けられる者、と言い換えても良いのかもしれません。それは社内のどのポジションにおいても言える事だと思います。自分の情熱を持って、誇りを持ってできる仕事を提供することが我々の仕事だと思います。

●ウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett、1930年8月30日)はアメリカの著名な投資家、経営者。現在は、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイ(アメリカ合衆国ネブラスカ州オマハに本部を置く世界最大の投資持株会社)の会長兼CEOを務める。
明確な投資哲学・スタイル(長期投資を基本スタイルとする点など)や先見性を持ち、慈善事業に積極的なこと、大富豪となっても質素な生活を送っていることなどから、他の投資家はもとより世界中から尊敬を集めている人物であり、敬愛の念を込めて「オマハの賢人」(Oracle of Omaha)とも呼ばれる。毎年オマハで開催されるバークシャー・ハサウェイの年次株主総会に、バフェットと同社の副会長で、バフェットの長年のパートナーであるチャーリー・マンガーの話を聞くために世界中から数万人にものぼる株主が参加することは有名である。
●「バフェットの大不況を乗り越える知恵」
 著者:メアリー・バフェット&デビット・クラーク 訳:峯村利哉

2010年4月23日
上 田  信 和

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