2013年2月(社内回覧書類より抜粋)

 新しい年に入って2ヶ月弱、この時期は、新年会や総会、挨拶回り等が重なり、多くの出会いとともに多くの情報を得る事が出来る良い機会でもあります。そのような場でいろいろな変化を感じることが出来ます。政権が変わった国政は年初来のスタートダッシュのまま好調に進んでいるように感じますし、各地方自治体においても様々な変化とともに良い方向に世の中が変わり始めているとも感じております。
巳年は改革の年、ヘビが脱皮するように、私たちも、自分自身の殻からの脱皮をし、そして一回り大きな自分、そして2013年を頑張っていきましょう。
そのような中、自分自身の変革を考えるようにと「マイナス思考からすぐに抜け出す 9つの習慣」(古川 武士 著)を読んでみました。人は常に何らかの壁や障害にぶち当たります。そのような時に、ついマイナス思考に陥りやすいのですが、それを常にプラスに考えていかなくてはと思います。著書では、9つの習慣が紹介されています。簡単に紹介します。

① 等身大の自分を受け入れる:自己評価をしっかり行う。自己評価が低いと何をやっても劣等感にさいなまれる。
 (自分自身を愛するということ それは、一生続くロマンスである オスカー・ワイルド)

② 相手を変えず、見方を変える:価値観の違う人を敬遠しがちであるが、拒否するのではなく見方を変え受け入れる事が大切である。(真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる これは人生のもっとも美しい補償のひとつである ラルフ・エマーソン)

③ 徹底的に具体化する:不安やイライラなどの感情を抑えるためにも、問題点を徹底的に紙に書き出し客観的に見る。(難問は分割せよ デカルト)

④ さまざまな視点から眺める:自分自身を客観的な目で見る事によって、冷静に自分をみつめることができる。
 (人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である チャールズ・チャップリン)

⑤ できることに集中する:結果ではなくプロセスに注目し、「できる」「できない」を区別し「できること」に集中する。
(過去と他人は帰られないが 未来と自分は変えられる エリック・バーン)

⑥ 運命を引き受ける:人間関係や現在の状況を運命として受入れる。その状況の中で、花として咲く事を考える。
(人生とは、10%は自分が作るもので 90%はそれをどう引き受けるかだ アービング・バーン)

⑦ 完璧主義をやめる:白黒の判断をせず、例外も認めた上で、思考の柔軟性を高める。
 (完璧さは心の中にのみ存在するものだ 現実には存在しない ジャン・ノワール)

⑧ プラスの側面を見る:全ての物事にプラスの意味を見つけるようにし「この試練を乗り越えたら一回り成長した自分になれる」と考える。
 (ただのランプをつくっているのではない 家庭の笑顔をつくっているのだ 松下幸之助)

⑨ 「今」に集中して生きる:過去の失敗に対して後悔をしたり、将来的な不安を膨らませたりするのではなく、今を生きる。
 (過去と未来を鉄の扉で閉ざせ 今日一日という区切りで生きよう デール・カーネギー)

2013年2月25日
上田 信和

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