2015年6月(社内回覧書類より抜粋)

蒸暑い日が続く季節になりました。

熱中症の発生に気をつけなくてはならない季節です。

暑いと集中力が途切れがちになります。

安全行動にも手落ちが生じやすくなります。

体調も崩しやすくなりますし、一旦崩すとなかなか治りにくくもなります。

自分自身の体調と同時に、現場で働く皆さんの健康管理にも十分に配慮した

現場運営をお願いします。

 

7月1日から全国安全週間が開始されます。

今年度のスローガンは

 

 《危険見つけてみんなで改善 意識高めて安全職場》 です。

 

現業に関わる全員が、自分の目線で危険を見つけ、全員で改善し、

より安全な現場の運営を行っていただく必要があります。

この安全週間を機に、全員が積極的に安全について

考えていただきたいと思います。

 

さて、自分自身はあまり興味がなかったのですが、

福岡ヤフオク!ドームで、今では国民的な行事となった感もある

「第7回AKB48選抜総選挙」 が行われたそうです。

その選挙の結果、1位になることを宣言しながら、

残念ながら4位だった「たかみな」こと、

高橋みなみ総監督の「最後のスピーチ」が

凄くて感動を呼んでいるという話を聞きました。

言葉も重いし、そのスピーチの表現の仕方もかなりのモノだったとも

言われています。

23歳の女の子が多くの経験を積んだ故の言葉なのかと

改めて感心させられました。

以下、そのスピーチの一部を紹介しますので、一度読んでみてください。

 

私は、メンバーに残したい言葉があります。

 多分みんな、いろんな活動をしていて、

「悔しいなぁ」とか

「頑張っても、100頑張っても1ぐらいしか評価されないなぁ」って、

たくさん矛盾を感じていると思います。

でもね、人生というのはね、きっと「矛盾と闘うもの」なんだと思います。

色々思うことがあると思う。

でも、頑張らなきゃいけない時っていうのがあるし。

 頑張らなきゃいけないときっていうのは、一瞬ではないということを、

みんなに覚えておいてほしいなと思います。

272人、今回立候補しました。

 呼ばれたのは80人でした。

 呼ばれなかったメンバーは、では、頑張っていなかったのか。

違います。

みんな頑張っています。

劇場公演に立ち続け、学業を両立して頑張って、

自分のやらなきゃいけないことと一緒に頑張っているんです。

でも、ここに立てるのは80人なんです。

だからきっと、AKBグループにいればいるほど、

頑張り方がわからなくなると思います。

どう頑張ったら選抜に入れるのか。

どう頑張ったらテレビに出れるのか。

どう頑張ったら人気がでるのか。

みんな悩むと思うんです。

でもね、未来は今なんです。今を頑張らないと、未来はないということ。

頑張り続けることが、難しいことだって、すごくわかってます。

でも、頑張らないと始まらないんだってことを

みんなには忘れないで欲しいんです。

私は毎年、

「努力は必ず報われると、私、高橋みなみは、人生をもって証明します」

と言ってきました。

「努力は必ず報われるとは限らない」。そんなのわかってます。

でもね、私は思います。

頑張っている人が報われて欲しい。

だから、みんな目標があると思うし夢があると思うんだけど、

その頑張りがいつ報われるとか

いつ評価されるのかとかわからないんだよ。

わからない道を歩き続けなきゃいけないの。

きついけどさ、誰も見ていないとか思わないで欲しいんです。

絶対ね、ファンの人は見ててくれる。

これだけは、私はAKB人生で一番言い切れることです。

だから、あきらめないでね。

 

それぞれの目標が違うのと同様に、「努力」は人それぞれ尺度も違うし、

方法も違うと思います。

彼女の言うとおり、「努力」すれば願いが叶うとは言えません。

ただ、「努力」をしないと願いも叶わないし成長もしない。

自分なりに、愚直に「努力」を怠らずに毎日をおくっていかなくてはならない。

23歳の彼女に教えられた気がします。

 

2015年6月25日

上田 信和

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