2018年4月(社内回覧書類より抜粋)

新年度を迎えました。

今年も新しい仲間たちと一緒に頑張れると思うと本当に嬉しい気がします。

慣れない生活かもしれませんが、新しい生活とともに、何事においても、

より積極的に頑張っていっていただければと思います。

愚直に、そして真摯に、謙虚な気持ちで毎日の生活を送る様にすれば

必ずや良い毎日が送れると思います。

今の新鮮な気持ちを大切にしながら、

これからも一緒に頑張っていきましょう。

 

新しい生活を送り始めると、分からないことが沢山出てくると思います。

分からないことは、そのままにしておかないで、

常に誰かに聞く習慣をつけて欲しいと思います。

 

ただ、分からないことを聞くにも聞きづらいこともあります。

それは、聞く相手との距離があるからだと思います。

聞きたいけど聞けない、それは、相手に申し訳ないと思ったり、

相手と対等な立場ではないため気が引けてしまうからです。

相手の能力や忙しさを考えたり、話が通じないと思っていたりと

いろんなケースが考えられると思いますが、勇気を持って聞く様にしましょう。

 

また、聞かれる側も聞きやすい雰囲気を醸し出すことが大切です。

両方が距離を縮めていく努力をする事によってコミュニケーションが

密になり距離も縮まっていくと思います。

 

また、人に頼み事をする場合は、よりそれが顕著に出てくると思います。

それが目上の人や、上司であれば尚のことでしょう。

そんな時は相手を「自分と同じなのだ」と言い聞かせることによって

一時的には頼みやすくなるとのことです。

 

また、敢えて「横暴・ワガママ」になる事でも可能となるそうです。

世の中では「横暴・ワガママ」な人こそ出世しやすいとも言われているそうですが…

それは無理なことでも他人にどんどんお願いをするからだからです。

ただ、その「横暴・ワガママ」はいつまでも続くものではありません。

結果は「横暴・ワガママ」な人はある程度は出世しますが、

得てしてどこかの段階では潰されてしまうからです。

 

では、結局どうすればいいのか。

答えは「事務的になる」ことだそうです。

「相手がどう考えるか」と言う感情をドライに排除して頼むことによって解決できるそうです。

お互いの仕事の目的は一緒なのだからとドライに割り切り、仕事を頼む、

その事によってウジウジと悩む時間と労力を無くせば

効率的に仕事が出来るようになります。

そんなクセをつけていけば良いそうです。

 

ごちゃごちゃとした感情を抜きに、ドライに「お願い」体験を重ねることで

気持ちも楽になってくるそうです。

「どう伝えれば相手が喜ぶか」

「あの人に自分なんかがお願いしても…」

というようなモヤモヤから自由になって、自己肯定感を高める。

そうすれば、相手と自分の違いに悩むことなくコミュニケーションも円滑になってくると思います。

 

2018年4月25日

上 田  信 和

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