2019年4月(社内回覧書類より抜粋)

ゴールデンウィーク目前となりました。

今年は10連休ということで十分な家族サービスや趣味を満喫するなり

有意義な休暇を取れることと思います。

是非、それぞれの連休を楽しんで過ごしていただけばと思います。

 

また、4月22日からは、砺波地域においては毎年恒例の

チューリップフェアーが開催されます。

木々の緑も映え、色とりどりの花の美しさといい、

この地域でも最も賑やかで清々しい季節になります。

 

当社においては4月1日から新しい仲間も加わりました。

新しく新鮮な気持ちがする季節でもあります。

まずは、連休明けに皆さんの元気で充実した顔で会える事を楽しみにしています。

 

さて、4月早々の日経新聞の記事に

「一歩踏み出すあなたに」という表題で

ファーストリテイリング 会長兼社長 柳井正 氏の記事が載っていました。

4月早々という事もあり、多くの新入社員へ先輩や経営者からのメッセージとして

新聞社が連載企画したもののようで、

初日の企画として、ユニクロを世界的な企業に成長させた柳井氏に

寄稿をお願いしたものだろうと思います。

 

記事冒頭、柳井氏は

「自分が経営者になったつもりで仕事をしてみたらどうだろう。

単純な労働者になった途端、仕事は時間を消費する作業に変わってしまう。

仕事に付加価値をつけるため色々な人に会い知識を吸収する。

工夫を凝らす癖をつければ応援してくれる味方が増えるはずだ。」

と読者に呼びかけていました。

 

以前、あるビジネス書を読んだ時に、

社員全員に「経営者の感覚で仕事をして欲しい」

といことは基本的に無理がある、

それは各々の立場や位置が違うからですと読んだ記憶が思い起こされました。

ただ、企業にとって社員の各々が経営者の感覚を持つという事は

理想であり企業発展のための近道でもあります。

 

この記事の中には、そこで終わらずに、

もう少し踏み込んで

「仕事に付加価値をつける」

「色々な人に出会い知識を吸収する」

というような仕事を積極的に行うためのヒントが書かれていました。

 

また、後半には

「若い人たちにまず取り組んでもらいたい事は、好奇心を持つ事だ。

その上で1つのことを追求する。

あらゆる知識を実践で応用し、

どんな職業でもその道のプロになることが大切」

とも書かれていました。

 

自分自身が感じるのは、

同じ仕事でも「自分からやる」ことと、

「他人から命令されてやる」ことには、

その個人の成長の度合いや仕事の制度や品質においてもかなりの差が出てくるであろうし、

その事が、ゆくゆくは仕事自体に付加価値をつけ、

その個人にも付加価値をつけることになってくると思います。

多くの出会いや、それによって吸収できる知識によって、

仕事の奥行きや、応用力が養われてくることでしょう

。皆さんの積極的な活動、

そして若い力と発想力が企業の今後を占っているとも思います。

 

新しい社屋の完成ももうすぐです。

新しい環境で仕事を始める事により自由な雰囲気のもと、

コミュニケーションを優先したオフィスを目指しています。

より積極的に、好奇心を持って、発想力豊かな感性で業務の遂行が行えるよう期待します。

 

2019年4月25日

上 田  信 和

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