2019年6月(社内回覧書類より抜粋)

いよいよ梅雨の季節が始まりました。

蒸し暑かったり不快な日々が続くこともあると思います。

健康管理に十分気をつけて業務の遂行をお願いします。

 

さて、新社屋の本格的な業務が始まって、

やがて一ヶ月が過ぎようとしています。

このオフィスを企画するにあたって

「新To・Na・Miスタイル」を提案しました。

これは、

To=トータルクオリティーの追求(企業と同期して行動する)

Na=仲間への干渉(深い繋がりを育てる)

Mi=見せる化の姿勢(能動的に打ち出す)

を表しています。

これを具現化できるオフィスを目指す建物にしたわけです。

 

個人的に感じる中で、良かったと思われる点はいくもありますが、

一番は昼の休憩時間の雰囲気です。

以前までは、ほとんどの人が、それぞれの机の上で昼食をとっていたのですが、

集まって食べることができる場所が出来た事で、

部署を超えて集まり、

プライベートな話をしながら賑やかに食べている声が聞こえてきます。

それだけで嬉しく思います。

まさしく、「仲間への干渉」であり、

繋がりを深めているなと感じられます。

 

爽やかな日には、東側の屋外デッキでのランチも快適で、

自分も癖になりそうです。

昼の休憩でリフレッシュして午後の業務の効率も上げてもらえれば最高だと思っています。

 

また、オフィス空間が広く、コピー機や文房具類を一箇所に集中させたことにより

全てにおいて各々の業務上の動線が長くなったことです。

これを良いと見るか不便と見るかは考え方次第だと思いますが、

動線の中で他の人がどんな動きや仕事をしているか見ることができることは、

「仲間への干渉」であり

「見せる化の姿勢」でもあります。

また、副作用として、毎日の歩く歩数が業務の中で自然に2割から3割は増加している事です。

歩くことは健康にも良く、毎日の業務の中で行えることは非常に良いことだと思います。

 

ステップフロアーにした利点も感じています。

中央フロアーに90cmの段差があることにより、

西側フロアーと東側フロアーがワンフロアーにも関わらず自然な透明な壁ができました。

ところが、空気感は伝わってくる、そんな不思議な感覚です。

先日、東側のフロアーで社外の方々と打ち合わせをしていましたが、

西側では通常業務がそのままでき、

また、中央の高くなった部分では来客があるという緊張感はあるものの、

普段の業務はできている…そんな自由な使い方ができていると感じました。

 

まだまだ、いろんな使い方が創造できるオフィス空間だなと実感できる毎日です。

良くなった点もあれば、不便になった点もあるかと思いますが、

折角の新オフィス、可能性は無限大、

積極的なオフィスの使い方を全員で考えていけたらと思っています。

 

6月14日,15日には砺波の祭りの一つでもある「夜高」が開催されましたが、

今年は新社屋の町内である「桜木町」の皆様が作成された「夜高」を

新社屋中央の屋外スペースに展示することができました。

この地域の祭りであり、

一年に一回、地域の若者が生まれ育った地域の誇りをかけて製作する

「夜高」その作品を展示できるという嬉しさ。

今回の新社屋で実現できたらと思っていた一つだっただけに感無量でもありました。

桜木町の皆さんと、ご協力いただいた皆様に感謝したいと思います。

 

これからも、

「働きやすさ」そして

「地域への恩返し」を意識しながら新社屋を通して全員で活動していきましょう。

 

2019年6月25日

上 田  信 和

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