2021年7月(社内回覧書類より抜粋)
梅雨も明け、暑い日が続くようになりました。
この時期、特に心配なのは「熱中症」です。
十分な体調管理を行い、水分補給や塩分補給を行っていただきたいと思います。
ただ、新型コロナウイルス感染症対策も必要です。
手指のアルコール消毒と屋内でのマスク着用、
そして規則正しい生活による免疫力の向上を今後ともしっかりと行ってください。
ワクチン接種が進み始めた今は若干ではありますが
安心感と微かなトンネルの出口が見えてきたのかなとも思います。
少しでも早く、希望される人全員がワクチン接種できることを願っています。
また、いよいよオリンピック・パラリンピックが開催されます。
開催が一年間延長された日本で開催されるオリパラ、開催地として決定した際は、
東北の震災からの復興の証として「復興五輪」の位置づけであり、
2020年からの延長の際は、「人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証として」との思い。
その前後には何かと世間をにぎわす多くの困難や問題もありました。
無観客による開催は決まっているようではありますが、
そもそも、開催地として決まった時の嬉しさは誰もが覚えていることと思います。
折角の日本での開催、日本選手団の活躍を期待し、
日本という国に誇りが持てる良い機会になればと願います。
さて、先日より社内で「会社の経営理念」を
しっかりと発信する必要があるのではとの議論になりました。
そういう意味で、もう一度「経営理念」について考え直してみたいと思います。
当社には、“経営理念”“社是”“スローガン”の3つが存在しています。
弊社の経営理念は
“信用と技術と知恵を基本とし、会社の持続的発展を図り社会の繁栄に貢献する”です。
これはISOにも謳ってあり、当社が目指すべき最も優先されるべき方向性です。
そして、社是は
- 誠実勤勉(何事も誠実にものごとにぶつかってやれば出来ないことはない。これは当社の基本方針である。)
- 創意工夫(他よりも一歩先んずる研究・工夫が大切である。アイデアを生かすことである。)
- 責任完遂(人にはそれぞれの個性があるが、責任感が旺盛であれば熱意が生じ強くなれる。)
- 協力一致(企業はチームワークである。各人の特徴を協力して生かすことによって能率が倍加する。)
- 資材活用(機械・工具の整備は良いか。材料の無駄はないか。細心な注意力を払ってこそ、大胆な企業の投資が出来る。)
この社是は、弊社の基礎ができ始めた頃の、創立20周年に策定されたもので、
当時はこの社是を合言葉にして企業としても、技術力においても成長してきました。
そして会社スローガンとして
『感謝』の気持ちと『技術』で応える 感動につながる仕事づくりを定めています。
このスローガンは約15年前に、新たな砺波工業のイメージ戦略として作成したものです。
長い当社の歴史の中で、新しい時代を勝ち抜くためには
何が必要かを考えながら作成したものでもあり、
お客様から仕事を頂いたという感謝の気持ちと、
我々の持つ技術力で、お客様に感動をしていただける品物をお届けする。
そんな思いを込めたスローガンです。
この根底には、経営理念である、企業の持続的発展は地域社会の繁栄があって初めて達成される。
また、その企業で働く皆は社是に込められた考えの基で
常に成長すべきだという事を謳っていると考えます。
これからは、この経営理念、社是、スローガンを折に触れて発言していきたいと思います。
全員で大切にしながら努力していきましょう。