2022年1月(社内回覧書類より抜粋)

2022年になりました。

皆さん、年末年始はいかが御過ごしでしたでしょうか。

新型コロナウイルスの中でも新種株オミクロンの急激な感染拡大の影響も出てきています。

気候に関しても、新年早々に大雪警報が出たり大型の寒気が入ってきたりと…

なかなか静かな正月を送ることが出来なかった方も多かったのではないでしょうか。

まだまだ、寒い日や大雪もあるかと思います。

現業の皆さんも大変な時期が続くとは思いますが体調管理をしっかりとし、

通勤時の安全運転とともに、安全な業務をお願い致します。

 

さて、今年の1月4日の社内の「出初めの会」で昨年の情況報告と

今年の目標を発表させて頂きました。同時にSDGsの話もさせて頂きました。

皆さんにも何度か話した事があると思いますが、

SDGs(Sustainable Development Goals)の頭文字をとった言葉であり、

日本語では「持続可能な開発目標」と訳します。

2030年までに「よりよい世界」を目指す国際目標として2015年に国連で採択されものです。

17のゴールと169のターゲットで構成されています。

同年12月に採択された地球温暖化対策としての「パリ協定」と両輪になって

「世界を大きく変える道しるべ」となっているのです。

カラフルな四角形に白抜きの絵柄が入ったものや、ビジネスマンがドーナツ状のカラフルなバッジを

つけている姿を見た事もあると思いますが、これらはSDGsに関する活動の一環であり、

その企業の取り組む姿勢を表しているのだと思います。

 

砺波工業としても活動の一つとして行うべきかと考え、

昨年の10月29日にSDGs宣言を発表させて頂きました。

作成には、内部の意見だけではなく、

外部企業からも客観的な意見やアドバイスを頂きながらまとめました。

宣言としてまとめ上げるにあたって、今企業として行っている事の多くが

SDGsの活動と合致すると言う事でした。

今までの活動を続けてさらに発展させることによってより良い活動になるといった意見でした。

ある意味、その様に言われると嬉しさと同時に、

今までの活動が世の中に合致されていることを感じることが出来ました。

 

また、「出初めの会」のプレゼンの中で、

SDGsを企業として行うリスクとチャンスという資料を使わせて頂きました。

リスクとすれば、企業の利益ばかりを追求する事によって、

身勝手な活動により環境に対する企業としての対応や、社員の皆さんに対する雇用情況、

地域社会への貢献がなされない等…最後にはお客様に対する不信感や取引影響が出てきます。

チャンスとすれば、企業自体の活動を宣言する事によって、

社会的な信用を得られ、新しい雇用を促進し、ひいては企業自体の

地域での存在意義も高められていくという事になると思います。

何より、新年にあたり今年も前向きに進んでいける年にしていきたいと思います。

一緒に頑張っていきましょう。

 

 

2022年1月25日

上 田  信 和

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