2022年5月(社内回覧書類より抜粋)

今年の連休は比較的天候に恵まれました。

地元のチューリップフェアではコロナ前の来客者数30万人に近づく

28万人となり関係者や地元の方々にとって良いフェアを開催できたのではないかと思います。

ただ、連休後はなかなか暖かくならず、朝晩に限らず肌寒い日もありました。

今後は少しずつ暑くなると思いますが、暑さに慣れていない体には堪える日々もあるかと思います。

規則正しい生活に留意し、熱中症にならないように気をつけて下さい。

コロナ関連でも、屋外や一定の距離が保て喋らない所では

マスクを外した方が良いとの見解も出始めています。

会社も適宜対応していかなくてはなりませんが、

皆さんも注意してニュース等を見て頂きたいと思います。

さて、業界紙に「100年経営企業」勝ち残るための条件という記事が掲載されていました。

調査会社の帝国データバンクが、業歴100年以上の企業経営者にアンケートを行った結果の

概要が掲載されており、その中でも、「100年以上に渡り事業を継続できた理由」

を問いて見たところ

  • 取引先・顧客との信頼関係(8%)
  • 時代に合わせた事業内容・構成の変化(4%)
  • 身の丈経営(2%)

と答える企業の割合が多かったそうです。

企業風土の様な感もありますが、当たり前なことをしっかりと

時間をかけて行ってきた結果とも言える答えだったと思いました。

また、「現在の企業の事業内容」を問うたところ

  • 現在も創業事業が主力(0%)
  • 創業事業から応用・派生した事業(2%)
  • 創業事業とほとんど異なる事業(7%)

となっていたようです。

半数は創業時からの事業内容を継続させてはいますが、

反対に半数は事業内容を時代に合わせて、製品の改良や販売方法などを

模索しながら事業を変化させることによって長い間企業を継続させていったことが理解できます。

まさに「変化する力」が大切な事だと感じさせられました。

そして、「今後積極的に取り組みたいと考えることは」との問いには

  • 新製品・商品・サービスの開発(0%)と最も高く、
  • SDGs、サスティナビリティ経営への取組(7%)
  • 組織改編や業務プロセスの改善(1%)
  • 新規事業への進出(2%)

と、長寿企業は保守的な企業イメージが強く感じるものですが、

実際には、現状の社会情勢を分析し、かなり積極的に新しいモノや手法を取り入れながら、

常に変化をし続けていこうという企業風土が感じられました。

近年社会情勢はどんどん早く、そして劇的に変化しています。

弊社においても、やがて80年を迎えようとしていますが、

常に積極的に、変化し続けていける企業文化を醸成していきたいと思います。

全員で頑張っていきましょう。

 

2022年5月25日

上 田  信 和

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