2022年11月(社内回覧書類より抜粋)
冬の到来を感じる季節になってきました。
朝晩の冷え込みもさることながら、いよいよ防寒着が必需品になってきました。
また新型コロナウイルスの感染も再燃しているようです。
インフルエンザ感染の心配もありますし、合併症の可能性もある様です。
不規則な生活は出来るだけ控え、体調に留意しながら業務にあたっていただきたいと思います。
また、今年の冬は大雪になるとの長期予報も出ています。
工程管理とともに、冬場ならではの安全対策もしていただきたいと思います。
万全を期して師走から年末にかけての気忙しい時期での業務となりますが、宜しくお願い致します。
さて、先日から知人に不幸があり通夜に参列しました。
その通夜の時にお寺さんの講和の中で、祭壇の遺影を見ながら
「失礼な言い方かもしれませんが、故人は生前から厳しく険しい顔をされていると感じていました」
と話をされ始めました。
失礼な話だな…と聞いていたところ、
「ただ、この祭壇の遺影を見たところ非常に温和な顔をしておいでです。
人には多くの表情があり、ふとした表情が印象に残っていたりすると、
その人のイメージが、その表情のイメージになってしまうのです」と言われました。
人はそれぞれ沢山の表情を持っています。
ただ、相手が印象に残る表情は、付き合いが浅いほど、短い時間の間に印象に残った
数少ない表情だけがその人のイメージに残ってしまいます。
人は常に笑っていられることばかりではありません。
喜怒哀楽、嬉しいことから悲しいこと、それぞれの時にはついつい表情に出てしまいます。
その一瞬の表情だけを切り取られ、相手の自分に対するイメージが決まってしまう場合が数多くあるいう事です。
その一瞬のために、自分という価値を否定されることもあるでしょう。
気を付けなくてならないと思います。
それと同様なことが言葉にも言える事だと思います。
ついつい感情に任せた言葉の端々が相手にどうとらえられるか、言った本人は忘れてしまっても、
言われた本人はずっと気にしている事は良くある事です。
宴席で他愛もない言葉を言ったつもりが気分を害したりする場合も多いかと思っています。
特にコロナ禍の今、マスクをしながらの会話では目元しか表情が出てきません。
「目は口ほどに物を言う」との諺もありますが、口元は笑っていても相手には伝わらないものです。
更にそれに言葉が乗っかった場合には目元だけが笑っていても言葉がきつかったりすると、
きつく言われたという気持ちしか残らないと思います。
第一印象でそれをやってしまうと、今後のコミュニケーションの取り方自体が
ギクシャクしてしまう事や収集がつかなくなる事も有るようにも思います。
こういう折です。
表情や言葉に注意し常にだれとでも誠実に付き合っていけたらと思いますし、今後も注意していきたいと思います。