2024年5月(社内回覧書類より抜粋)
5月も終わりに近づき、少しずつ夏の到来を感じる季節になって来ました。
日によっては、急に夏のような暑い日もあります。
また、今年の夏は暑くなるとも言われています。
暑さに慣れないうちに暑い日がくると熱中症になる恐れが高くなりますし、
平素の体調も大きな要因にもなるかと思います。
体調に気を付けて頑張っていきましょう。
弊社の創立は昭和19年(1944年)5月5日です。
今年で80周年を迎える、区切りの年でもあります。
そもそも、弊社の生い立ちは砺波地域の建設会社の合同出資により設立した会社です。
建設業は地域のインフラ整備や建物を建設し維持・修繕をする事によって
地域の発展や活性化に貢献すべき業種であり、生い立ちと建設業の役割を考えると、
弊社が今このように事業展開出来ているのは、この地域のお陰であると思っています。
地域に育てて頂いたという感謝と、多くの先輩方の苦労と功績への感謝、
そして90社近くの多くの協力会の皆様のおかげと感謝しなければならないと思います。
今後とも、この地域に貢献できる企業として成長していかなくてはならないと思っています。
ご理解の程宜しくお願い致します。
さて、毎日の業務の中では必ず人とのコミュニケーションが必要となってきます。
それは、社内の人であったり、社外(協力会社やお客様)であったりします。
その際にストレスがかかる場合が多々あるかと思います。
初めて会って戸惑う事によって生じるストレスや、相手の個性や考え方の相違によるストレス、
また仕事でクレームをつけられた場合のストレスなど多岐にわたることと思います。
お互いに他人同士なので仕方がないと言ってしまえばそれまでですが…
そういう時は相手もストレスを感じていることかと思います。
ストレスを抱えたままコミュニケーションを行っていくと「感情的になって揉め事が多くなる」
「注意されると反発してしまう」「お互いに気持ちの交流が出来ない」等の弊害が生じ始めます。
その様なことを防ぐ為には「非認知能力」を鍛える必要があるようです。
非認知能力とは、自分自身を動機付けする能力、人の気持ちに共感する能力、
挫折してもしぶとく頑張れる能力、衝動をコントロールする能力、快楽を我慢できる能力、
自分の気分をうまく整え、感情の乱れに思考力を阻害されない能力とのことです。
また「非認知能力」=「こころの知能指数」とも言われるらしいです。
非認知能力の中核をなすのは「自己コントロール力」とも言われており、
以前より「マシュマロテスト」という形で調査されています。
この調査は、小さな子供たちにマシュマロを見せて、今すぐに食べるのであれば1個しかあげられないが、
戻るまで待てば2個あげると告げて研究者がいったん席を外します。
戻るまで待てずに食べるかどうかを調べる簡単なテストです。
このテストを保育園児に行い、青年期、成人初期、中年期に追跡調査を行った結果、
幼児期にマシュマロを我慢した子たちは、青年期には欲求不満に陥るような状況でも
強い自制心を示し、誘惑に負けることが少なく、集中すべき場面では気が散らずにでき、
ストレスにさらされても取り乱さずに建設的な行動をとりやすい事がわかったそうです。
その後の成人初期・中年期の調査においても、長期目標を達成するのが得意であり、
社会的にも成功する確率が高く、肥満指数が低かったりし、
高い自己コントロール力を維持することも分かったそうです。
今更言われても…と考えるかもしれませんが、日々意識した行動を取ることによって
ストレスに対する耐性も出来てくるでしょうし、安定した日々が過ごせるようになれば
ストレスもたまりにくくなると思います。
意識した生活が大切かと思います。