2025年7月(社長回覧資料より抜粋)
「退職代行サービス」から考える、働くことの意味
梅雨も明け、いよいよ夏本番となりました。暑さが厳しくなる季節ですので、体調管理には十分気をつけて、規則正しい生活を心がけましょう。
さて、最近話題になっている「退職代行サービス」について、少し触れてみたいと思います。
これは、本人に代わって勤務先に退職の意志を伝えるサービスで、全国的に利用が広がっているようです。
調査によると、認知度は72%、実際に利用した人は14%、特に20代男性では28%にも達するとのことです。
利用理由としては、「直接伝えることへの抵抗」「すぐに辞めたい」「人間関係の悪化」「パワハラの不安」などが挙げられています。
一方で、使わなかった理由には「自分で伝えるべき」「金銭的負担」「会社や同僚への礼儀」があります。
企業としては、退職の理由を知ることができないまま人材が離れてしまうのは大きな課題です。改善の機会を失うことにもつながります。
もちろん、退職は個人の自由であり、夢や希望を尊重すべきですが、会社としてもより良い職場環境づくりに努める必要があります。
人材不足が深刻な今、突然の誘いに心が揺れることもあるかもしれません。
そんな時は、ぜひ社内の誰かに相談してください。社員同士が気軽に話し合える、風通しの良い職場を目指して、私も努力してまいります。
これからも「感謝」の気持ちと「技術」で、感動につながる仕事づくりを共に進めていきましょう。