2025年9月(社長回覧資料より抜粋)

謝ることの大切さと職場のあり方について

 

最近では、間違いを指摘されても謝らず、言い訳や他人のせいにする人が増えていると言われています。

インターネット上では、こうした傾向を「謝ったら死んじゃう病」と揶揄する言葉もあるほどです。

 

謝れない人の背景には、プライドの高さや自己保身、自己正当化、怒られることへの耐性の低さ、損得勘定、

さらには発達障害の可能性など、さまざまな要因があるとされています。

こうした傾向は、教育方針の変化やネット社会の影響、さらには欧米文化の影響も一因と考えられます。

 

職場においては、こうした人に過度な期待を持たず、冷静に対応することが大切です。

顧客対応などの業務は慎重に任せるべきであり、根気強く指導する際には、相手の想像力を促すような柔らかい言葉が効果的です。

また、「謝っても責められない」職場の雰囲気づくりも重要です。

 

非を認めた人には、叱責ではなく、どう局面を打開するかに意識を向けることが、より良い職場環境につながります。

皆さんもぜひ、自分自身を客観的に見つめ、謝るべき場面で適切に謝罪できているかを振り返ってみてください。

小さな気づきが、大きな信頼と成長につながるはずです。

 

2025年9月25日

上 田 信 和

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