14歳の挑戦 (2011年)

2011年10月3日~2011年10月7日

砺波市「社会に学ぶ14歳の挑戦」は、無事終了しました。

砺波市 社会に学ぶ”14歳の挑戦”2011では、こんなことをしました。
1日目 午前は、トナミ鉄工、午後は、となみ協立生コン株式会社を訪問し、見学作業体験をしました。
2日目 午前中は建築の現場見学し、午後はJWCADの操作の基本を学びました。
3日目 JWCADを使って自宅の平面図を作成しました。
4日目 東般若用水路の現場で、測量実習をしました。
5日目 立山カルデラや砂防工事の見学をしました。

 

1日目
今日は、建物の材料の見学及び体験です。
午前中は、株式会社トナミ鉄工を訪問しました。
鉄骨の仕組み等の講義を受けたあと、実際に工場に出て製作現場を
見学しました。

午後は、となみ協立生コン株式会社さんで、生コンクリートが出来るまでを見学しました。

ミキサー車の仕組みを見学中です。

生コンの代わりに水をミキサー車から出してみました。

生コンの材料(砂利、砂)がベルコンで運ばれる仕組みを見学。

プラントの最上階から、生コンが練りあがる仕組みを見学。

今度は、自分たちで計量し、生コンを練ってみました。

1人に1個、テストピースを作りました。

コンクリートの強さを試験機で測りました。
約50トンの重さに耐えることが出来ました。

2日目
最初はN邸新築工事の現場見学をしました。
内部の説明を受けたあと、外に出て、外壁タイルの貼り方や
コンクリート塀の型枠組みを見学しました。
一枚、一枚タイルを貼るのは大変な仕事ですね。

内部の掃除を行いました。とてもキレイになりました。

次は倉庫の新築現場に行きました。
土間配筋作業の見学や外壁の板金作業を見学しました。

午後は、明日に備えて、JWCADの基本操作をみっちり
学びました。

3日目
今日は、昨日学んだCADの基本操作を応用して、自分の家の平面図を
先生に教わりながら、書いてみました。
中には、トイレや浴室や玄関のタイルまで書く生徒までいて
先生も上達の早さにびっくりしていました。

4日目
今日は、測量実習を行いました。
まずは、現場に行って、工事内容の説明を受けました。
この現場は用水路の拡幅工事を行っています。

測量の目的、測量の種類の講義を受けたあと、
本日実習内容の説明を受けました。

まずは、自分の歩幅で距離を測りました。
次に巻尺で距離を測りました。
歩幅測量は誤差が結構ありました。

最後に光波(トータルステーション)を使って、距離を測って
みました。光で距離が測れるなんて凄いですね。

午後は、高低差測量の実習です。
レベルの使い方と、スタッフの目盛の読み方を教わりました。

二人一組になって、4つポイントの高さを測っていきました。

事務所に戻って、高さの計算です。
一番正確に測った人は、約100mの距離で
高さの誤差が、なんと2ミリでした。

最後に横断暗渠の均しコンクリートの打設状況の見学を
しました。

5日目
最終日の今日は、立山カルデラや砂防工事の見学を行いました。
立山に向かう前に、西番の大転石を見学しました。

水谷の現場事務所に到着。
本日は、立山砂防事務所 水谷出張所の谷口所長が直々に生徒達を案内して下さいました。
まずは、出張所内で、砂防工事の講義を受けました。
その後、重要文化財指定の白岩砂防堰堤を自分達の足で歩きながら、説明を頂きました。

次は、白岩下流展望台より、白岩砂防堰堤の構造や
水谷の山腹工の説明をいただきました。

次は、立山カルデラ内に入り、六九谷展望台より
カルデラ内部の今昔、鳶崩れなどを写真を交えながら
わかりやすく、説明していただきました。

次は、幸田露伴の孫、幸田文の「崩れ」の文学碑の
説明をいただきました。

次に湯川砂防堰堤の工事現場の見学をさせていただきました。

水谷出張所に戻り、持ち込んだ昼食を取らせて頂きました。
昼食後、帰路に利用する、トロッコ電車を見学させて
頂きました。

昼からは、立山温泉跡地を訪ね、供養塔や浴槽跡を
案内して頂きました。

次に立山砂防事務所の跡地を見学し、つり橋を渡って
安政の大地震で出来た堰き止め湖である泥鰌池を見学しました。

次に天然の湧き水「天涯の水」を飲みました。
水は冷たく、体は冷えました。

冷えた体を「天涯の湯」の足湯で温めました。
みんなで足湯にゆっくり浸かりました。
身も心も温まりました。

帰路は、谷口所長と一緒にトロッコ電車に乗せて頂き、
立山砂防事務所まで帰りました。

立山砂防事務所に到着しました。
中学生の皆さん、五日間お疲れ様でした。
そして、谷口所長、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

 

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