大地と大自然を相手に、
建造物をつくり、暮らしを守る。

土木部/小林 稜典

砺波工業を志望した動機は何ですか?

高校の時に、測量の授業があったんです。
「大地を測る仕事」という面白さが強く印象に残りました。それで、将来は建設業へと考え、地元の企業である砺波工業に入社しました。
地域に貢献できる仕事がしたいと思ったのと、先輩とも接しやすい社風、仕事がしやすい会社ということにも惹かれました。

仕事内容とやりがいを教えてください。

土木工事の現場係員として、管理者と作業する人の間に立ち、施工状況の記録や安全管理、測量などを行っています。
今の現場は、国道に架かる橋の拡幅に伴う橋梁下部の工事です。川の中に、橋の土台部分をつくります。土木は、川などの大きな規模の工事ができるところが魅力で、河川堤防や護岸工事なども行ったことがあります。
これらの土木の仕事は、いずれ皆さんの生活の一部となって使われるものです。ふだんは堤防など誰も関心を持たないところですが、皆さんの安全を守るために役立てればうれしいと思います。
自分の仕事が「地図に残る」こともうれしいですが、自分が20 数年間育ってきた富山という土地に貢献でき、この大地に自分の仕事を残せるということが、やりがいだと感じます。

大切にしていること、将来の夢は?

川は、いきなり雨が降って増水することがあります。現場で働く人が危険にさらされるので、安全管理には気をつけています。現場の川には水位計を付け、一定の水位を越えたら赤ランプが点く装置が付けられていて、その時の対応は現場監督さんが判断します。土木は、自然を相手にする仕事。天気予報も毎日必ずチェックしています。
自分の意見を、わかりやすく相手に伝えることも大切にしています。現場の人に「なぜ、こうするのか」と聞かれて、その理由を説明しなければいけません。うまく伝えられるようになりたいと思います。
目標は、資格の取得です。今は二級施工管理士をめざしていて、将来は一級を取得するのが目標です。資格があれば、できる仕事内容が増えていくからです。

休日の過ごし方

休日は、体を動かして楽しむことが多いですね。地元は、バドミントンがさかんなところなので、自分も地元のスポーツクラブでバドミントンをしています。仲間との交流も楽しく、大会に出場することもあります。